AWS CLIを使ってみたい!【AWS初心者】
こんにちは。もっさんです。
AWSの勉強をしていくにあたり、
AWS CLI経由でしか利用できない機能がたくさんあることを知りました。
今までマネジメントコンソールでの学習ばかりだったため、
この機会にAWS CLIの環境セットアップを残しておくことにしました。
「マネジメントコンソールしか使ったことないよ!」
「CLIチョットコワイ……」
という方が、「CLI使ってみようかな」という気持ちになっていただければ幸いです。
インストール
筆者環境は下記です。
下記と同様の環境であることを想定して、手順を記載します。
・Windows 10
・python 3.8.0
・AWSクレデンシャル(アクセスキーとシークレットアクセスキー)を発行済み
なお、本記事ではpipコマンドを利用します。
Pythonを事前にインストールしてから、手順を進めてください。
MSIインストーラの入手、実行
AWSの公式ドキュメントにダウンロードリンクがあります。
https://docs.aws.amazon.com/ja_jp/cli/latest/userguide/install-windows.html
64bit 版、32bit版がそれぞれ準備されていますので、
ご利用の環境い適した方をダウンロードします。
ダウンロード完了後、該当のmsiファイルを実行し、インストールします。
最新バージョンにアップグレードする
AWS CLIは定期的にバージョンの更新が行われます。
公式ドキュメントには
MSI のインストールを更新する
AWS CLI バージョン 1 は定期的に更新されます。GitHub のリリースページで、最新バージョンがいつリリースされたかを確認してください。最新バージョンに更新するには、前述のように、再度 MSI インストーラをダウンロードして実行します。
と記載がありますが、MSIインストーラからのインストールでも、
コマンドからアップグレードを行うことができます。
※pipを利用するため、Pythonインストールが必須
下記コマンドを実行します。
pip3 install --user --upgrade awscli
「Successfully installed」のメッセージがログの一番下にあれば、更新成功です!
認証情報を使ってAWS CLIからログインする
さて、環境設定が終わったらいよいよログインです。
AWSのCredentialsをお手元に準備してください。
下記コマンドを実行します。
aws configure
一行ずつ、認証情報を確認されます。
間違いのないよう入力していきます。
(行の#以降は補足です。実際の入力は不要です)
AWS Access Key ID [None]: ******************** #アクセスキーを入力 AWS Secret Access Key [None]: ******************* #シークレットアクセスキーを入力 Default region name [None]: ap-northeast-1 #リージョンのIDを入力(左記は東京リージョン) Default output format [None]: json #アウトプットのデータフォーマットを指定
入力が終わったら、configureに認証情報が登録されているかを確認します。
aws configure list
下記のようなリストに、先ほど自身が入力した情報が表示されていれば、
登録成功です!
Name Value Type Location ---- ----- ---- -------- profile <not set> None None access_key ******************** shared-credentials-file secret_key ******************** shared-credentials-file region ap-northeast-1 config-file ~/.aws/config